フラット35について
フラット35:民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利住宅ローン
住宅金融支援機構:政府全額出資の独立行政法人
買取債権額は約17兆(2020年3月末時点)
2019年度フラット35(買取型)実行件数は約7.6万戸
金利水準: 2020年6月1.290~2.030%(借入期間21~35年)
フラット35の仕組み
フラット35 自己破産者続出 問題の概要
自己破産者が続出!?
フラット35は自宅用のローンであるものの、複数名の借入人が投資用物件として、自宅として使っていないたことが発覚
自宅用ローンは生活に必要不可欠な住まいを確保するという趣旨に照らして、投資用ローンよりも金利が低く設定される
金消契約違反となり、機構がローンの一括全額返済を要求
手元資金が無く、返済できず自己破産を申請する投資家
フラット35 自己破産者続出問題 疑われる関係者
もちろん、投資用で使ってしまった借入人にも落ち度がある
しかし、他の関係者も不正融資に関与した疑いが…
フラット35 自己破産者続出問題 今後の課題や影響
・モーゲージバンクの融資審査は甘くなかったか?
勤務先の在籍確認や個人信用機関への照会等
(ローン債権を機構にパスできるため)
・融資体制が甘かった場合、債券買戻し請求する等、厳格化
・今回の不正融資を受け、各金融機関の貸出後の検査体制より厳しくなる可能性
住宅ローンは、経済的インパクトがかなり大きいですので、このような使える制度は必ず利用し、また常に、ローン借換え等も視野に、なるべく負担を下げるようにするのが良いと思います。
以下にローン見直し相談を行っている会社をリストにして記載しておきますので、ご興味ある方は是非一度ご確認下さい。